こんにちは、日本全国の神社巡りをしている (_momomode_)です。
このブログでは、私が実際に参拝した神社の見どころ・御朱印情報を、
神社初心者の方でも理解できるよう、分かりやすく発信していきます!
今回ご紹介するのは、杉並区・高円寺に鎮座する「気象神社」です。 気象神社は、1944年(昭和19年)、大日本帝国陸軍の陸軍気象部(杉並区馬橋地区)の構内に造営されました。 戦後は神道指令で撤去されるはずでしたが、調査漏れにより残存することに。 日本神話に登場する「知恵の神様」です。 『晴』『曇』『雨』『雪』『雷』『風』『霜』『霧』 気象予報士 合格祈願! 気象神社は高円寺氷川神社の中にありますので、こちらの大きな鳥居から入ります。 こちらが気象神社の鳥居です。 気象神社の絵馬は下駄の形をしています。 照照みくじは、8色のうちいずれかのてるてる坊主が入っているおみくじです。 気象神社ならではで楽しいですね! ・ JR中央線・総武線「高円寺駅」徒歩2分 天気を祈ることは、一日を大切に想うこと。 上記は気象神社のパンフレットに書いてありました言葉です。本当にその通りですね。 Instagram、X でも神社・御朱印に関する情報を発信しています!
日本全国で唯一の気象神社であり、新海誠監督のアニメ映画『天気の子』の聖地でもあります。
ゲタの形をした絵馬・てるてる坊主のおみくじなど、授与品も天気の神社ならではです!
「天気」を祈るということは◯◯ということ・・・?
参拝を終えると、とても考えさせられる〝 あること 〟に気が付きます・・・!御由緒
軍にとって気象条件は戦略・作戦を講じるのに大事な要素です。
天気予報の的中を祈願するなど、当時は気象観測員の心の拠り所とされていたそうです。
当時の高円寺氷川神社 宮司が受け入れを決断し、高円寺氷川神社に遷座されることになりました。ご祭神
八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)
日本神話の「天の岩戸隠れ」では、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸に隠れて世の中が暗闇になってしまった際、岩戸の外に出すための知恵を考え出しました。
「国譲り」では、芦原中国に派遣する神を選定・協議をし、大変多くの思慮を兼ね備えた神様です。
八つの気象条件を司ることができるとも言われています。ご利益
→日本唯一の気象神社ということで、日本全国から多くの人が気象予報士試験の合格祈願に来られます!
天災除け
→やはり天災除けは天気の神様にお願いするしかありません。
映画『天気の子』でも天災除けを祈願するシーンがありました。
晴れ祈願
→大事なイベントや旅行など、どうしてもこの日だけは晴れて欲しい日がありますよね。
天気はコントロールできないからこそ、「◯月◯日 晴れますように」と祈願したいですよね。
境内にも結婚式・旅行など、大事なその日の天気を祈願する絵馬をたくさん見かけました。
天気だけでなく、〝 人生が晴れますように 〟と願掛けするのも気象神社らしくて良いですね!境内
高円寺氷川神社 鳥居
気象神社 鳥居
小さな神社ですが、カラフルな「下駄絵馬」や「てるてる坊主」がたくさん掛けられていてポップな感じです♩社殿
下駄絵馬・照照みくじ
〝 あ〜した天気にな〜れ 〟と下駄を飛ばして、表か裏で明日の天気を占う遊びが昔ありましたよね。
2019年に公開された、新海誠監督のアニメ映画『天気の子』でも、この下駄絵馬が登場しています。
「大吉」や「吉」にあたるものが、「快晴」や「雨のち晴」「霧」など天気で表記されています!
大切に持ち帰っても、境内に奉納してもどちらでもOKです。
御朱印
アクセス
最寄り駅
地図
みなさまの心も、晴れわたりますように。
晴れの日もあれば、雨の日もある。
天気と心ってなんだかとっても似ていますね。
天気を祈るということは、その日1日を大切にしているということ。
この先の人生で、天気を祈りたくなるような日がたくさん訪れたらいいな と思った気象神社でした。
皆さんも是非、高円寺氷川神社・気象神社に足を運んでみてください♩