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強運厄除!「小網神社」参拝・御朱印ガイド|銭洗い・昇り龍・降り龍

こんにちは、日本全国の神社巡りをしている (_momomode_)です。

このブログでは、私が実際に参拝した神社の見どころ御朱印情報を、
神社初心者の方でも理解できるよう、分かりやすく発信していきます!



今回ご紹介するのは、強運厄除の最強パワースポットとして近年話題沸騰中の「小網神社」です。

小さい神社ながらもそのパワーは凄まじいと、ゲッターズ飯田さんがおすすめしていたり、テレビや雑誌で特集されたりと、もうすっかり有名神社になりました。
特に、土日は朝早くから警備員さんが誘導するほど行列ができています。

しかし、大勢の参拝者の中で、小網神社の由緒や彫刻の意味について知っている人はどれほどいるのでしょうか…?

せっかく参拝に行くなら歴史や知識もしっかりと頭に入れておきたいですよね。
強運厄除 × 財運 × 福徳のみならず、小網神社の知識も手に入れていきましょう!

御由緒

小網神社の起源

小網神社の起源は、今から約1000年前に遡ります。

昔、この辺りに萬福庵(まんぷくあん)という「観世音」と「弁財天」を安置する庵がありました。
この庵は恵心僧都(えしんそうず)が創立したもので、観世音と弁財天も僧都が作ったものと伝えられています。

恵心僧都(えしんそうず)=源信・・・平安時代中期の天台宗の僧

・・・小さく簡易的な住居

網師の翁 登場

1466年、庵の周辺で悪疫が流行した際、網師の翁が海上で網にかかった稲穂を持って庵を訪れ、数日間この庵で過ごしました。

ある夜、庵の開基である恵心僧都が当時の庵主の夢枕に立ち(夢の中に神仏や死んだ人などが現われて物事を告げ知らせること)、網師の翁を稲荷大神と崇めれば、村の悪疫は消滅すると告げます。

夜が明け、網師の翁の姿は庵にはありませんでしたが、庵主は翁を「小網稲荷大明神」と称え、神社を創建して日夜祈願を続けました。すると村の悪疫は鎮まりました。

網師の翁・・・漁業をするお爺さん

明治時代

明治維新の神仏分離令によって社寺は分離によって「小網稲荷神社」という名称になりました。
そして、戦後の宗教法人化に伴い、現在の「小網神社」という名称にとなりました。

現在は日本橋地区に残されている唯一の戦前の木造神社となっています。

ご祭神・ご利益

倉稲魂神(うかのみたまのかみ)

日本神話に登場する「穀物」の女神様です。「宇迦」は穀物・食物の意味しています。
商売と事業の繁昌、人々の生活(衣食住)を豊かに守り導いてくださいます。

強運厄除

小網神社が「強運厄除の神さま」として知られているエピソード。それは・・・

第二次世界大戦の際、出征前に小網神社で御守を受けた兵士が全員生還された。

東京大空襲において、社殿を含む境内建物が奇跡的に戦災を免れている。

関東大震災において、当時の宮司が稲荷大神や弁財天等の御神体を抱えて近くの新大橋に避難したところ、大勢の人が助かった。

壊滅的な被害をもたらした戦争や災害でここまで厄を逃れられているとは、小網神社の御加護がいかに凄いか分かりますね。

市杵島比賣神(いちきしまひめのかみ)弁財天

財運

小網神社は「東京銭洗い弁天」としても有名ですね!

「銭洗いの井」でお金清め、「種銭」としてお財布などに入れておくと、種銭が新たなお金を呼び、財運を授かると言われています。

福禄寿(ふくろくじゅ)

健康長寿・徳

小網神社の福禄寿さまは、「健康長寿」の御利益に加え、「福徳」「人徳」「財徳」など、さまざまな「徳」を授ける神様です。日本橋七福神の一柱にもなっています。

社殿彫刻

小網神社といえば、この立派な社殿彫刻!
大正時代に明治神宮の造営にも尽力した、宮大工・内藤駒三郎一門により造営されました。

日本橋地区では唯一現存する戦前の木造建築神社で、中央区有形文化財に指定されています。

総欅造りで、重厚な彫刻が施されています。

「昇り龍」・「降り龍」

「昇り龍・降り龍」の彫刻は、〝天に昇る姿〟と〝天から降りる姿〟が対になっています。

昇り龍」→ 私たちの願いを受けて神様に伝えて下さる。
降り龍」→ 神様からの福徳を参拝者に授けて下さる。

2024年は辰が主役!今年は特にこの彫刻を生で拝みたいですね。

強運厄除のシンボル「昇り龍・「降り龍」必見です!



御朱印

御朱印

■ 通常御朱印
初穂料:¥500
→小網神社・弁財天・福禄寿の3種類があります。

■ 切り絵御朱印
初穂料:¥1,000

■ 書置き

■ オリジナル御朱印帳
→有り

アクセス

最寄り駅

・ 東京メトロ 日比谷線「人形町駅」A2出口から徒歩5分
・ 都営浅草線「人形町駅」A5出口から徒歩7分
・ 東京メトロ 半蔵門線「水天宮前駅」8番出口から徒歩10分

住所

東京都中央区日本橋小網町16-23

地図


皆さんも是非、小網神社に足を運んでみてください!
※一粒万倍日などの縁起が良い日や土日、年末年始は行列必至ですのでご注意下さい。

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