こんにちは、日本全国の神社巡りをしている (_momomode_)です。
このブログでは、私が実際に参拝した神社の御朱印情報・見どころを、
神社初心者の方でも理解できるよう、分かりやすく発信していきます!
今回ご紹介するのは、東京都台東区入谷に鎮座する「秋葉神社」です。 秋葉神社の創建は明治時代、現在の秋葉原駅がある地から始まります。 明治21年になると、現在の東北本線が上野駅から秋葉原駅まで延伸する計画が持ち上がり、「秋葉ノ原」と呼ばれたこの地に駅が設置されました。この駅こそが現在の「秋葉原駅」です! この一連の流れを進めたのは当時の東京府(現在の東京都)で、秋葉神社は東京府によって建てられた唯一の神社でもあるのです! 火の神 水の神 土の神 秋葉神社では、火の神様・水の神様・土の神様の三神がお祀りされています。 秋葉神社では下記のような様々なご利益をいただくことができます。 入谷駅の1番or2番出口から10分程歩くと、閑静な住宅街の中にこちらの鳥居と社号碑が見えてきます。 境内は緑がたくさんあり、静かで、初めて訪れたのに懐かしいような感覚になります。 秋葉神社は明治21年(1888年)にこの地に遷座されているので、この御遷座百年記念碑は昭和63年(1988年)に建てられたものと思われます。 西側の鳥居とは反対側(東側)にも鳥居がありました。 秋葉神社の御朱印には必ず「ひょうたん」が書かれて(押印されて)います。 御朱印のデザインやスタンプにも一つ一つ意味が込められています。 皆さんも是非、秋葉神社に足を運んでみてください!
「秋葉原」の名前の起源となっていたり、現代ではTVアニメ 『 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』の聖地にもなっている秋葉神社。
入谷に鎮座しながら「秋葉原×アニメ」とは・・!?秋葉神社には一体どのような歴史があるのでしょうか・・・秋葉神社
御由緒
「秋葉原」との関係とは!?
明治時代の初期、現在の秋葉原駅がある辺りは火災の頻発スポットでした。さらに一度火が付くと、大火災になってしまうことが多々ありました。そこで、明治2年に現在の秋葉原の地に「火除地」というものが設けられました。
「火除地」とは火の延焼を防ぐための大きな空き地のような場所。現在の秋葉原駅やヨドバシカメラがすっぽりと入ってしまうほどの広さで、この火除地の中に「東京府火災鎮護の神社」として火防の神様(現在の秋葉神社の御祭神)をお祀りしました。
この神様は人々から「秋葉さま」と親しまれ、その秋葉さまが祀られている広大な原っぱということから、いつしかこの火除地自体が「秋葉ノ原」などと呼ばれるようになりました。秋葉原駅の開業と秋葉神社の遷座
鉄道延線に伴い、神社は現在鎮座されている台東区・入谷の地に遷座されます。
その2年後の明治23年に秋葉原駅は開業を迎えることができました。ご祭神
火産霊大神(ホムスビノオオカミ)
水波能売神(ミヅハノメノカミ)
埴山比売神(ハニヤマヒメノカミ)
「火」は災いをもたらす恐ろしさがある一方で、人間の生活には欠かすことのできない尊い存在です。
人間の生活の根源を支えていただく大きな力を授かるには、火の力・水の力・土の力(大地)のバランスが大切だということですね。ご利益
→秋葉神社といえば火難除け
→私たちの生活の根源の支
→火の車にならない
→火の力で【厄】を【焼く】境内
鳥居
神額
社殿
TVアニメ 『 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』の聖地!
広すぎない境内、人も多くなくとっても落ち着きます。
また、ここ秋葉神社はTVアニメ 『 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』に登場する、漆原るかの実家【柳林神社】のモデルにもなっています。
シュタゲのファンは聖地巡礼スポットとして絶対に訪れたいですね。御遷座百年記念碑
東側の鳥居
御朱印
火とひょうたんの関係
ひょうたんは昔から水を入れる容器として用いられ、火を鎮める力を持つものと考えられていました。
ひょうたんの別名「瓢(ひさご)」は、「火避こ」からきているとも言われ、火除けの象徴とされています。
御朱印のデザインを考察するのも楽しみの1つです!アクセス
最寄り駅
地図