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こんにちは、MOMO(_momomode_)です。
日本全国の神社巡りをしています⛩️
このブログでは、私が実際に参拝した神社紹介や御朱印・神社の見どころを、
神社初心者の方でも理解できるよう、分かりやすく発信していきます!
今回ご紹介するのは、サラリーマンの街 新橋に鎮座する「烏森神社」です。
キーワードは〝 近代 × 伝統の融合 〟
他の神社では見られない、一風変わったオリジナリティー溢れるものがいっぱいです!
烏森神社
地名の由来
昔、現在の新橋周辺が「武蔵の国 桜田村」と呼ばれていた時代がありました。
その頃、ここ「烏森(からすもり)」の地は、江戸湾の砂浜で、一体は松林だったことから「枯州の森」や「空州の森」と言われていました。
この松林には烏が多く集まって巣を作っていたことから、いつしか「烏の森」とも呼ばれるようになったことが「烏森」という名の起源です。
「烏森」の名は、明治〜昭和7年まで町名として使われていましたが、その後「新橋」に改められ、今ではJR新橋駅の烏森口としてその名が残っています。
御由緒
平安時代の940年、平将門の乱の際、将軍 藤原秀郷 が武蔵国のある稲荷に戦勝を祈願したところ、白狐がやってきて白羽の矢を与えました。その矢を持って秀郷は平将門の乱を平定し、お礼に一社を勧請しようとしたところ、夢に白狐が現れて「神鳥の群がる所が霊地だ」と告げました。
「桜田村の森」まで来たところ、夢想のごとく烏が群がっていたのでそこに社頭を造営したのが「烏森稲荷」の起源となりました。
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藤原秀郷(俵藤太)・・・
平安中期の東国の武将。平貞盛と共に平将門の乱を平定しました。
〝ムカデ退治〟の伝説が有名です。
百足退治伝説
あるとき、藤原秀郷が琵琶湖の近くを通りかかると、「瀬田の唐橋」に大蛇が横たわっていました。人々が大蛇を恐れて橋を渡れなくなっている中、藤原秀郷は動じずに大蛇の背中を踏みつけて渡りました。
すると大蛇は人に姿を変え、「自分は湖底に住む龍神だが、三上山に棲み着いた大百足(おおムカデ)を倒す勇者を捜していました。」と語り、ムカデ退治を懇願しました。
秀郷は引き受けて大百足に立ち向かいますが、一の矢、二の矢は跳ね返されてしまいます。
三本目の矢には降魔の力があるという唾をつけて射ると、見事に百足の眉間を射抜き、討ち取りました。
秀郷は、お礼に米俵・巻絹・赤銅の撞鐘など多くの褒美を授かり、特に米俵は、米を取っても取っても尽きることがないことから「俵藤太(たわらのとうた)」と呼ばれるようになりました。
赤銅の撞鐘は三井寺に寄進され、のちに弁慶にまつわる伝説が生まれました。
現在、稲田の唐橋には瀬田川の龍神・藤原秀郷(俵藤太)を祀る龍王宮秀郷社(せたばしりゅうぐうひでさとしゃ)が鎮座しています。
烏森神社の隆盛
江戸時代の1657年、世界三大大火の一つ「明暦の大火」が起こった際、江戸中が焼け野原となり、烏森神社の周辺も大部分が焼けてしまいました。しかし、烏森稲荷社だけは不思議と類焼を免れたそうです。人々はこれは神威の致すところと考え、以降烏森稲荷社に対する信仰は日に日に厚くなっていきました。
明治6年には社名を「烏森稲荷社」から「烏森神社」と改め、新橋烏森の守り神として多くの人々の信仰を得ています。
ご祭神
倉稲魂命(ウガノミタマノミコト)
稲荷神社の神様
天鈿女命(アメノウヅメノミコト)
日本神話に登場する神様
天照大御神(アマテラスオオミカミ)が天の岩戸に隠れて世界が真っ暗闇になった際、岩戸の前で踊って天照大御神を外に誘い出した女神です。
瓊々杵尊(ニニギノミコト)
日本神話「天孫降臨」に登場する神様であり、天照大御神の孫。
足藁の中津国を統治するために天照大御神の孫として高天原から地上に降り、歴代の天皇の祖先神になった神様。
邇邇芸命が高天原から地上に降りるときに天照大御神から授かった「八咫鏡」「草薙剣」「八尺瓊勾玉」は〝三種の神器〟と呼ばれるもので、歴代の天皇に伝わる皇室の宝物となっています。
ニニギは稲穂がにぎにぎしく成熟することを意味し、稲作をこの地上にもたらしたと言われています。
参道
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新橋駅を出て徒歩2分、オフィスビルや飲食店が立ち並ぶ駅前から一本裏道に入ったところに参道が見えてきます。
居酒屋の看板が見えるので飲み屋横丁かなと思ってしまいそうですが、木製の鳥居や紙垂(しで)が目印です!
境内
鳥居
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平成5年に建てられた烏森神社の鳥居です。
他の神社では見たことのない非常に変わった形・独特なデザインをしていますね。
材質はなんとコンクリート!!!奥に見える社殿に合わせたデザインだそうです。
狛犬
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鞠(玉)を抑えているポーズの狛犬は「玉取り」と言って、「運気がよく転がるように」という意味があり、縁起の良い狛犬さんです。
社殿
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昭和46年に造営された社殿。鳥居に続き、社殿もモダンなデザインですね。
神社建築というと神明造りや権現造りが一般的ですが、烏森神社の社殿は唯一無二の建築です。
案内板に社殿についての説明がありました↓
“伸びゆく新橋の地にふさわしい近代建築美の中に 神社本来の伝統を加味し昭和四十六年十ニ月 氏子の熱意により竣工をみたものである。”
やはり、近代建築と伝統的な神社建築がミックスされたデザインとなっているようです。
神額
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社紋
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烏森神社の社紋は「三つ巴」(左三つ巴) です。⭐︎正面向かって右側の紋章
巴紋(ともえもん)は勾玉(まがたま)をかたどっているという説や、水が渦巻く様子など諸説あります。
神社建築において、巴紋は魔除けや防火の意味があると言われています。
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烏森神社では、三つ巴紋に加えて烏森神社オリジナルの紋章も使われています。
烏森神社にちなんで「烏」と「森」と「稲」があしらわれ、烏が稲穂を咥えて森を飛んでいる様子のデザインとなっています。
このような独特の社紋を持つ神社は少ないので、参拝に訪れた際は是非チェックしてみてください!
心願色みくじ
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「心願みくじ」は、願意・占うものによって4色に色分けされた烏森神社独自のおみくじ。
(¥500/回)
赤・・・恋愛・良縁
黄・・・金運・幸運・商売
青・・・厄祓・仕事学業
緑・・・健康家庭
専用書き処で、お願いしたい色のペンで願い事を書いた後に結び紐に付けます。後日、神職により心願成就祈願が行われるそうです。
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みなさんは何色にしますか?♡
御朱印
■ 通常御朱印
初穂料:¥500
■ 限定御朱印
→有り(季節や神事ごとに年間10種類程の限定御朱印も頒布されています!)
■ 書置き
■ オリジナル御朱印帳
→有り
- ひなまつり御朱印(3月)
- 例大祭御朱印(5月)
- 夏越大祓御朱印(6月)
- 夏越大祓御朱印(12月)
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アクセス
最寄り駅
- 東京メトロ 銀座線「新橋駅」徒歩3分
- 都営浅草線「新橋駅」徒歩3分
- JR「新橋駅」西口・日比谷口 徒歩3分
東京都港区新橋2−15−5