こんにちは、日本全国の神社巡りをしている (_momomode_)です。
このブログでは、私が実際に参拝した神社の御朱印情報・見どころを、
神社初心者の方でも理解できるよう、分かりやすく発信していきます!
今回ご紹介するのは、港区・広尾に鎮座する「廣尾稲荷神社」です。 「廣尾稲荷神社」は港区広尾に鎮座する稲荷神社で、商売繁昌・五穀豊穣・火伏にご利益があるとされています。 日本神話に登場する「穀物」の女神様です。「宇迦」は穀物・食物の意味しています。 広尾駅から2分の裏道に白い鳥居が見えてきます。 社殿:木造神明造り 神明造(しんめいづくり)は日本の神社建築様式の1つ。 拝殿には美しく繊細な彫刻が施されていて、狐・小鳥・木鼻部分には龍が確認できます。 彫刻から意味や背景を考察をするのが楽しいですね! 前足がとても長くて姿勢がいいですね。他の神社の狛犬よりもスタイリッシュに見えます。 ▪︎拝殿天井の墨龍図 港区指定文化財 幕末から明治時代に活躍した油絵画家「高橋由一」が、本格的な油絵制作に取り組む以前の若い時代に 江戸生まれの油絵洋画家が、油絵を始める前に水墨で描いた天井図。 滅多に入ることのできない拝殿の中に上がらせていただき、〝黒龍図〟を拝見することができます。 港区保護樹木 御神木は樹齢400年以上のイチョウです。 皆さんも是非、廣尾稲荷神社に足を運んでみてください!
芸能人やお金持ちが住んでいる高級住宅街の広尾に、なんと江戸時代から〝黒龍〟が宿っているのです…!廣尾稲荷神社
広尾駅から徒歩2分の有栖川公園近くにある、知る人ぞ知るパワースポットで『辰年』に絶対訪れたい神社です!ご祭神
宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)
商売と事業の繁昌、人々の生活(衣食住)を豊かに守り導いてくださいます。境内
鳥居
社殿
弘化2年(1845年)大火によって消失してしまいましたが、弘化4年(1847年)に再建されました。
平面的に加工された直線的な外観が特徴です。左右対称の柱・通風性を重視した高い床の構造で、弥生時代の「高床倉庫」が発展したものと考えられます。
狐が中央にいらっしゃるのは稲荷神社だからでしょうか…?狛犬
天井図
水墨技法で描いたもの。数少ない現存作品の一つとして大変貴重です。
高橋由一は「日本洋画の開拓者」「幕末明治の巨人」と称され、
描いた代表作は日本各地の美術館・博物館に展示されています。
圧巻の迫力で、江戸時代から天井に宿っている黒龍のパワーは凄まじい!
広尾を訪れた際は黒龍様にパワーをいただきに参りますしょう🐉御神木
樹齢400年を超えるイチョウ
弘化2年(1845年)の大火によって木の内部が焼かれてしまいましたが、外皮が残り再生したそうです。
現在も鮮やかな新緑の葉が毎年芽吹いています。
御朱印
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