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「虎ノ門 金刀比羅宮」の参拝・御朱印ガイド|四神の鳥居は必見!

こんにちは、日本全国の神社巡りをしている(_momomode_)です。

このブログでは、私が実際に参拝した神社紹介御朱印神社の見どころを、
神社初心者の方でも理解できるよう、分かりやすく発信していきます!



今回ご紹介するのは、東京都港区虎ノ門に鎮座する「虎ノ門 金刀比羅宮」です。
〝 虎ノ門のこんぴらさん 〟は、オフィスビルが立ち並ぶ虎ノ門の地に、江戸時代から鎮座しています。

御由緒

「虎ノ門 金刀比羅宮」は讃岐国(現在の香川県)丸亀藩主であった京極高和が、その藩領内である象頭山(ぞうずさん)に鎮座する、金刀比羅宮(本宮)の御分霊を当時藩邸があった芝・三田の地に勧請したことが起源といわれています。
1679年 京極高豊の代に江戸城の裏鬼門に当たる現在の虎ノ門の地に遷座しました。

藩邸とは、藩主の邸宅のこと。

讃岐国・丸亀藩主であった京極高和の江戸での藩邸が芝・三田にあり、
讃岐国の金刀比羅宮(本宮)を勧請したことが始まりです。
※本宮=全国の金刀比羅神社の総本宮(おおもとの神社)

当時は「金毘羅大権現」と称されていましたが、明治2年の神仏分離により「事比羅神社」となり、明治22年に「金刀比羅宮」に社号を改称して現在に至っています。

ご利益

海上守護はもちろんのこと、五穀豊穣・招福除災・万民泰平のご利益があるとして広く信仰されています。
本殿向かって右側に「結(むすび)神社」があり、縁結びの神様としても知られています。
江戸時代から現在まで良縁を求める多くの女性たちが良縁祈願に訪れます。

ご祭神

大物主神(オオモノヌシノカミ)

日本神話に登場する日本の国造りに励まれた神様。航海の安全を担う「海の神様」として親しまれています。
金刀比羅宮 本宮のある琴平山(象頭山)は大物主神の国造りの拠点として伝えられています。

「海の神様」なのに山が拠点!?

「琴平山」はその名の通り琴を平らにしたような特徴的な山容から、瀬戸内海を航行する航海者の目印となっていました。航海の目印となる山はしばしば信仰の対象となり、その信仰は瀬戸内海沿岸に広まっていきます。

船乗りの仕事は危険と隣り合わせで、常に生命の危険に晒されています。
そんな航海者にとって〝こんぴらさん〟はいつも目にとまる山であり心の支えであったことから、「海の神様」として親しまれるようになったそうです。

崇徳天皇

1123年 第75代天皇年に即位、1141年に上皇へ。
1156年 保元の乱に敗れ讃岐国(現在の香川県)へ遷られ、その後も讃岐国で過ごされました。
金刀比羅宮(本宮)を崇敬され、1164年に崩御される前年には参籠し、荒行をなされたと伝えられています。
46歳で崩御された翌年、その不遇な生涯と崇敬の篤さを偲び、金刀比羅宮(本宮)の相殿にお祀りされることとなりました。

保元の乱
崇徳上皇と後白河天皇の皇位継承争いに、源氏と平氏の武力を利用した政変。
後に争うことになる源義朝と平清盛は、この時点では味方として後白河天皇に付き勝利。

崩御(ほうぎょ)・・・天皇や皇族、国王などの君主が亡くなった時に用いられる最上級の尊敬表現で、一般人が亡くなった時に使われる「逝去」とは区別して使われます。

山籠(さんろう)・・・神社・仏寺などにある期間こもって祈願すること。

金刀比羅宮本宮
香川県仲多度郡琴平町の琴平山(象頭山)の中腹に鎮座する、大物主神(オオモノヌシノカミ)と崇徳天皇を祀った全国の金刀比羅神社の総本宮。

〝こんぴらさん〟の愛称で親しまれ、年間約300万人もの人が「こんぴら参り」に訪れています。
御本宮まで785段、奥社までは1,368段と長く伸びた石段の参道が有名です。

境内

社殿

総尾州檜造り、銅板葺きの権現造りです。

手水舎

社号碑

銅鳥居

港区指定有形文化財・建造物

1821年に奉納された明神型鳥居で、左右の柱上部には「四神の彫刻」が施されている大変珍しいものです。

四神とは、四方の守護神である霊鳥霊獣のこと。
東=青龍、西=白虎、南=朱雀、北=玄武が守っています。

青龍
白虎
朱雀
玄武

こんな立体的な四神は初めて見ました!めちゃくちゃかっこいい。



御朱印

御朱印

■ 通常御朱印
初穂料:思召し

■ 直書き

■ オリジナル御朱印帳
→無し

アクセス

最寄り駅

・ 東京メトロ 日比谷線 「虎ノ門ヒルズ駅」A2a・b出口から徒歩5分
・東京メトロ 銀座線 「虎ノ門駅」2a出口から徒歩1分
・東京メトロ丸ノ内線/千代田線 「霞ヶ関駅」A13番出口から徒歩5分

住所

東京都港区虎ノ門1−2−7

地図

皆さんも是非、虎ノ門金刀比羅宮へ足を運んでみてください!



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