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五龍神「田無神社」の参拝・御朱印ガイド|龍の彫刻が凄すぎる!

こんにちは、日本全国の神社巡りをしている (_momomode_)です。

このブログでは、私が実際に参拝した神社の見どころ御朱印情報を、
神社初心者の方でも理解できるよう、分かりやすく発信していきます!



今回ご紹介するのは、辰年の2024年に絶対訪れたい!田無神社です。

最強パワースポットと言われる田無神社にはなんと!〝 五龍神 〟がお祀りされています。

五龍神…?1柱でも凄いのに五龍神!!! 5倍!?!?

しかも五龍神だけではございません。本殿・拝殿の龍の彫刻も天才的に凄いんです!!!

御龍神に、龍の彫刻に、龍神池、撫龍…と、とにかく龍でいっぱいです。

ご由緒

田無神社は鎌倉時代に創建されました。
当初は現在の場所よりも北へ1kmほど離れた北谷戸の宮山に鎮座しており、「尉殿権現(じょうどのごんげん)」と呼ばれていました。

尉殿権現(級津彦命・級戸辺命)は、すべての命の源である水と、よろずの災いを祓う風を司る豊穣と除災の守護神です。

江戸時代になると、徳川家康が江戸幕府を開くにあたり、城や町の壁を建造するための大量の石炭が必要となり、石灰運搬のために青梅街道が開かれました。青梅街道の開通を始めとする様々な歴史の経緯の中で、宮山に鎮座していた尉殿権現社は17世紀に宮山から現在の鎮座地に遷座しました。

明治時代になると、明治政府の「神仏分離」により、1872年に尉殿権現は 「田無神社」という社名になりました。

その後、1910年に町内の5つの小社を合祀、1949年に大阪市阿倍野の大鳥神社より大鳥大神が分祀され、現在に至っています。

ご祭神

級津彦命(しなつひこのみこと)・別名:級戸辺命(しなとべのみこと)

日本神話に登場する「風」の神様です。
元寇の際に神風を吹かせ、日本の国土をお守りくださった神様です。

田無神社では五行思想に基づいて、中心の本殿に級津彦命(しなつひこのみこと)・級戸辺命(しなとべのみこと)として「金龍」、境内各所に「黒龍」「白龍」「赤龍」「青龍」の五龍神がお祭りされています。

五行思想(ごぎょうしそう)
自然界に存在する全てのものは、「木」「火」「土」「金」「水」の5つの要素から成り立ち、
お互いに影響を与え合いながら変化し、循環しているという思想。

ご由緒の話からまとめると、
級津彦命(しなつひこのみこと)・級戸辺命(しなとべのみこと)は、
創建以来「龍神」として顕現されていたということですね。

大国主命(おおくにぬしのみこと)

日本神話に登場する神様で、出雲大社の御祭神。

素戔嗚尊の娘である須勢理比売命と婚姻し、海の向こうからやってきた少彦名命と協力して葦原中国(日本の異称)の国作りを完成させ、葦原中国の主となられました。しかし、高天原からやって来た天照大御神の使者に国譲りを要請され、対話と武力の交渉の末に幽界の主となりました。

大変多くの異称とご利益を持つ神様です。

ご神徳

青龍→ 技芸向上・就業成就 (東方守護)
赤龍→ 勝運向上・成績向上 (南方守護)
金龍→ 運気向上・幸福招来 (中央守護)
白龍→ 金運向上・良縁成就 (西方守護)
黒龍→ 健康増進・家内安全 (北方守護)

神様に備わる並外れた御徳を「ご神徳」、これをいただくことを「ご利益」と言います。

境内

一の鳥居

田無駅 北口から徒歩6分ほど歩くと、森のような雰囲気漂うこちらの景色が見えてきます。

狛犬

子どもがいるタイプの狛犬「子取り」は、子孫繁栄の意味があります。

龍神の道

一の鳥居から本殿まで真っ直ぐに続く表参道です。

参道が長いとわくわくするのは私だけでしょうか♩

手水舎

田無神社の境内深くより汲み上げられた御神水。境内中央にある龍神池と同じ水源になっています。

龍神池(ビオトープ)

2018年に出来上がったこちらの龍神池は、水神様をお祀りするとともに、子どもたちが生き物と触れ合えるビオトープになっていて、メダカ・カエル・アメンボ・トンボ等、様々な生き物が住んでいます。

ビオトープ
ギリシア語で「命」を意味する 「bio」と「場所」を意味する「topos」を合わせた造語。
野生生物の生息空間のこと。

狛犬

龍神池のある神橋のところにもひと回り小さい狛犬さんがいます。

本殿・拝殿(東京都指定文化財)

こちらが大変に立派で豪華な田無神社の本殿・拝殿でございます。
本殿は総檜でできており、動物や二十四孝に関する見事な彫刻が隅々まで施されています。

繊細なのに迫力満点…!!!

嶋村俊表の彫刻

田無神社の本殿は、江戸後期の1858年に「島村俊表」によって作られました。

島村俊表(しまむらしゅんぴょう)
江戸幕府公認の神社や仏閣の彫刻を担当した名門・嶋村家の八代目。

川越氷川神社本殿(埼玉県指定文化財)や成田山新勝寺釈迦堂(国重要文化財)なども手がけ、残した作品の全てが文化財に選定されている彫刻の天才。

中でも、田無神社本殿(東京都指定文化財)は俊表の生涯における最高傑作とも言える圧倒的な作品で、
江戸時代の日本文化の結晶を見ることができると言っても過言ではありません!

上部:鳳凰
中央:二十四孝
下部:龍神

もうこれだけで十分凄いのに、柱・扉・木鼻・その他細部に至るまで彫刻がなされています。

神額

撫龍

2014年に建立された撫でてお参りする撫龍。

子育て犬

犬は多産で安産であることから出産に縁起が良いとされており、12日に1度の戌の日には安産祈願をする風習があります。また、犬は子供の面倒をよく見て外敵から守るため、子育てにも縁起が良いとされております。

五龍神

五龍神は、東西南北それぞれの方角にいらっしゃいます。探してみてください!
※中央の金龍は非公開となっております。

青龍
赤龍
白龍
黒龍

五龍神に参拝した後は、こちらの可愛い五龍神おみくじも外せません!
お部屋に飾れば、お家でも五龍神様の御加護をいただけそうですね。



御朱印

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アクセス

最寄り駅

・ 西武新宿線「田無駅」北口から徒歩6分

住所

東京都西東京市田無町3−7−4

地図

見どころ盛り沢山の田無神社

田無神社といえば五龍神ですが、境内社や舞殿、国の有形登録文化財に指定されている参集殿など、広い境内はまだまだお伝えしきれていない見どころがたくさんあります。

野分初稲荷神社
大黒様
舞殿
津島神社

皆さんも是非、田無神社へ足を運んでみてください!

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