玉の輿を狙う女性必見！タヌキ＝他抜きおたぬき様の「柳森神社」

こんにちは、MOMO (_momomode_)です。
日本全国の神社巡りをしています⛩️

このブログでは、私が実際に参拝した神社紹介や御朱印・神社の見どころを、
神社初心者の方でも理解できるよう、分かりやすく発信していきます！

今回ご紹介するのは、〝おたぬきさん〟の愛称で親しまれている「柳森神社」です。
アニメの聖地・秋葉原駅から徒歩5分、神田川沿いに鎮座しています。

江戸時代には「椙森神社」「烏森神社」と並び称された〝江戸三森〟の一つであり、現代においてはTVアニメ『 STEINS;GATE（シュタインズ・ゲート）』の聖地にもなっていたりと、小さい神社ながらも時代を超えてこの地に強く根付いています。

〝おたぬきさん〟のご利益は良縁・出世・金運向上・・・〝玉の輿〟を狙う女性は必見です！

Contents

御由緒
ご祭神
境内
御朱印
アクセス
1. 最寄り駅
2. 地図

御由緒

柳森神社は、室町時代に太田道灌が江戸城の鬼門除けとして、京都の伏見稲荷を勧請したことが起源です。多くの柳をこの地に植えて、柳の森があったことから「柳森神社」という名前になりました。

太田道灌（おおたどうかん）
室町時代後期に関東地方で活躍した武将で江戸城を築いた人物。

ご祭神

倉稲魂大神（くらいなたまのおおかみ）

日本神話に登場する「穀物」の女神様です。

「古事記」では宇迦之御魂神（うかのみたまのかみ）、「日本書紀」では倉稲魂命（うかのみたまのみこと）と表記します。「宇迦」は穀物・食物の意味しています。

稲荷神社の神様です。

他7柱

境内の摂社・末社には7柱がお祀りされています。

摂社・末社の神様にもご挨拶しましょう！

おたぬきさん福寿神

御祭神はお稲荷様（キツネ）ですが、〝おたぬきさん〟と呼ばれるタヌキもお祀りされています。

おたぬきさんの御由緒〜徳川綱吉の母桂昌院〜

〝おたぬきさん〟は、江戸幕府5代将軍の徳川綱吉の母が江戸城内に「福寿いなり」として創建しました。
桂昌院は、八百屋の娘として育ちましたが、春日局に見込まれて3代将軍の徳川家光の側近となり、のちに徳川綱吉の母となりました。

おたぬきさんの御利益

大奥の女性たちは、玉の輿に乗った桂昌院の幸運にあやかりたいと、こぞってお狸さまを崇敬しました。
おたぬきさんには開運・良縁はもちろん、「たぬき＝他抜き＝他を抜きん出る」ということから、受験・勝運・出世運・金運向上にご利益があると信仰されています。

あの徳川綱吉の母が勧請したものが、令和の時代にここ「柳森神社」に鎮座していて、誰でも・いつでも・無料でお参りすることができるって凄すぎませんか・・・？

おたぬきさん、外国人観光客にいたずらされないか心配になってしまいます。。

境内

鳥居

この年季が入った柵と鳥居。ここだけ昔にタイムスリップしたかのような異世界空間があります。

手水舎

入口階段をおりてすぐにある手水舎。徳川綱吉の時代（元禄期）のものではないかと考えられています。

社殿

TVアニメ『 STEINS;GATE（シュタインズ・ゲート）』の聖地！

柳森神社は、TVアニメ『 STEINS;GATE（シュタインズ・ゲート）』に登場するメインキャラクターのひとり、漆原るかの実家のモデルとなっています。シュタゲのファンは聖地巡礼スポットとして絶対に訪れたいですね。

境内のモデルとなった、入谷の「秋葉神社」も是非チェックしてみてください！

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千代田区の有形民俗文化財力石群

柳森神社には、13個の力石が現存しています。
江戸時代、若者たちの間では重量のある石を持ち上げて力自慢を競うことが流行しました。

柳森神社の境内にある力石群は、当時の力士で大関として名を上げた神田川徳蔵（かんだがわとくぞう）と、その一派が生前使った石の一部で、彼らの業績を記念し後世に伝えるために集められたものです。

江戸の若者達の生活と娯楽を知るうえで貴重な資料として位置付けられており、千代田区の「有形民俗文化財」に指定されています。